福祉のミカタ

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【社会福祉士国家試験まであと11日】社会福祉士の私が心に刻んできた言葉


しったかソーシャルワーカーにならない

知識を蓄え、ある程度経験を積むと、その方の今後の見通しが立てられやすくなります。

何人も相談させていただいていると、「この方はこうだろうからこの制度を紹介しよう」とか「前相談にきた〇〇さんと同じ内容だな」と、これまでの経験や知識でこちらの枠にはめがちになります。

業務としてのスピードは速くなり、そつなくこなせるようになるかもしれません。


でも私が目指していた社会福祉士ソーシャルワーカー像は、そうではなかった。

真摯に話をきき、その方をかけがえのない一人として接する、そのようなソーシャルワーカーになりたくて、社会福祉士の勉強も乗り越えられました。


「一方的に」カテゴリー分けして、話をきいている「つもりに」なって、その方の困りごとを「勝手に」決めつけて....
私は知ったかぶりなソーシャルワーカーになっていたかもしれません。


私が目指していたソーシャルワーカー像は何だったのか、初心に立ち返り、もう一度学びなおしたいと思いました。

認知症の人だからとか、障害のある人だからとか、そういうことではなく、ありのままのその方から感じたい。

知識や経験は課題を見つけたり、問題解決に活用出来たり、将来を見通せたり、支援を行う上で必要不可欠です。

ただ、100%その方の事すべてを理解することはできません。なぜならその方と私は違うからです。

だからこそ、わかろうとすること、その方を知りたいと思うこと、そのために知識を蓄えることが大切なのではないでしょうか。

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