【大切なのは誠実さ】介護経験のある相談員になるメリット3選
こんにちは みつです😊
私は以前、高齢者の社会福祉法人で介護職、生活相談員として働いていました(現在は地域包括支援センターで働いています)。
介護未経験でも生活相談員の仕事は行えると個人的には感じています。
実際に求人を見ていても、社会福祉士や社会福祉主事任用資格を持っていることで、介護未経験でも生活相談員の募集がある職場もあります。
ただ、多くの職場で介護の経験が相談員として働く要件になっていることも事実です。
今回は介護職の経験が生活相談員としてどのように活きたのかお伝えします。
☑今介護職として働いていて、今後生活相談員を目指している方
☑社会福祉士、社会福祉主事として生活相談員を目指している方
に参考になればと思っています。
1,「現場を知らない人」と思われない
生々しい話ですが、これは結構大きいです。
介護職の中にも色々な方がおり、声の大きい職員ももちろんいます。
生活相談員は新規の方をご利用していただくために、ケアマネさん等に営業することが役割の一つです。
利用者さんの中には介護度が高かったり、認知症状が進んでいる方、要は介護職の負担が多くかかってくる方も当然いらっしゃいます。
もちろん介護職員と相談員との関係性もありますが
「また相談員が大変な方を」
「こっちは人手不足で大変なのに」
等と言われる場合もあります。
そんなときにこれまでの介護経験で介護現場の事情を把握した上で相談したり、介護職員との関係性が築かれていると、「まあ大変だけど、利用者さんのために頑張ろう」と調整してくれたりもします。
2,サービス内容を詳細に本人、家族に説明できる
施設の雰囲気やレクリエーションの内容、排泄や入浴、食事や口腔等介護内容、その他どのような支援が行えるか等、介護現場を経験したからこそより詳細に伝える事が出来ます。
3,介護職員と連携がとりやすい
介護現場を知っているからこそ、利用者さんを受け入れさせていただくにあたってどの部分が大変なのかある程度把握できますし、勤務体制はどうか、人員はどうか等介護職の立場を考慮した相談が取りやすいです。
生活相談員として相手の立場を想像することは重要ですが、実際に介護職の経験があることでより効果的に連携しやすくなります。
4,最後に「大切なのは誠実さ」
介護職との連携は単に連携することが目的ではありません。
連携は利用者さん、家族が快適に、幸せに、施設を利用していただくための手段です。
そして、介護の経験があるから連携が上手くいくというわけでもありません。
大切な事は相手の立場に立ち、丁寧に話をきく「誠実さ」だと私は思っています。
誠実さがなければどれだけ経験があろうが、周囲からよく思われず、連携も出来ず、結果利用者さんや家族に不利益を被ってしまいます。
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以上参考になれば嬉しいです😊