福祉のミカタ

介護、福祉職の味方になり、見方を広げます。

笑顔ややりがいと収入は比例するのか?[転職活動はノーリスクです]


こんにちはみつです😊


介護・福祉の仕事をしている方、その仕事を始めようと思ったきっかけは何ですか?
「稼ぎたい」よりも「人の役に立ちたい」「やりがいを感じたい」というきっかけの方が多いのではないでしょうか?

そのようなきっかけを否定するつもりは全くありませんし、私自身、稼ぐよりもやりがいを選んで今も福祉の世界で働いています。

私はこれからも福祉の仕事を続けるつもりです。やりがいがあるし
何より福祉の仕事が好きだからです。


でも悲しいかな、やりがいと年収は必ずしも比例しないのが現実です💧


実際福祉の業界は他業界と比べても平均年収は低いです。
参考mitsu-daily-social-worker.hatenablog.com



やりがいを持って福祉の仕事ができ、かつ収入もある程度あると良いですよね。


今回は3回転職経験がある私が転職するにあたって良かったこと、悪かったことをお伝えします。
転職をしたい方や、転職したいまではいかないけど迷っている、という方はぜひ最後までご覧ください。

転職して良かったこと

✅新たな環境で成長できた
✅土日休みになり、夜勤がなくなり、生活のリズムが取りやすくなった


新たな環境で成長できた

私が転職した3つはどこも福祉の業界でしたが、分野が違うところです。最初は戸惑うことも多かったですが、新たな発見、気づきも多く、自分自身の考えの幅を広げて成長することができています。あと、人間関係についても心機一転しました。新たな出会いがあり、前職で嫌いだった人はもういません(笑)。今の職場で毎日苦しんでいる方や、視野を広げてもっと成長したいと思っている方は転職することを検討しても良いのではないでしょうか。


土日休みになり、夜勤がなくなり、生活のリズムが取りやすくなった

介護職として働いていたこともありました。その時は土日関係なく、夜勤があり、日勤、遅番など、バラバラな勤務体制でした。それで体調を崩すことも多かったですが、土日休みの職場に転職し、今体調はすごく良いです。人にもよると思うのですが、私の場合は特に夜勤がきつかったです。もともと朝方タイプだったのでなおさらでした。


転職して悪かったこと

✅年収が下がった
✅出かけると人が多いし、宿泊代が高い


年収が下がった

これは私の準備不足も大きいのですが、介護をしなくなり、夜勤手当や処遇改善加算手当てがなくなったぶん給料が減りました。また、私は扶養手当をもらっていました。扶養手当はどの職場でももらえると思っていましたが、転職先の職場ではもらえませんでした。無知でした...
結局転職した当時は前職と比べ50万円くらいは年収が下がっていたと思います。


出かけると人が多いし、宿泊代が高い

土日休みになったことで、確かに生活リズムは整いました。でも一方で、土日に遊びに行くとやっぱり人が多い。また、宿泊料も平日の2倍くらいになっていることもあります。


これから転職を考えている皆さんにお伝えしたいこと

1,やりたいことだけではなく、収入も見たほうが良い

年収面がネックで転職を考えている方は、もちろん年収をよくみると思います。でも、他分野で挑戦したい、成長したいから転職を考えた私は、あまり年収のことを気にしなかった。その結果年収50万ダウンの経験をしました。
求人票をみると、ボーナス4か月分!などと宣伝されているところも多いですが、基本給が低い場合もあります。ボーナスは基本給に基づき計算されるので、ボーナスだけでなく、基本給もよく確認すると良いと思います。そして昇給率が基本給に上乗せされていきますので、昇給率の確認も重要です。また、扶養者がいる方は先ほどもお伝えしましたが、月々の扶養手当が出ない職場もありますので、そこの部分も確認しましょう。


2,何を優先するのか

給料なのか、働きやすい環境なのか、休みなのか、残業が少ないことなのか、福利厚生が充実していることなのか、自宅から通いやすい場所なのか… 条件を上げたらきりがありません。自分が一番大切にしたい価値は何か、本当に優先したいものは何なのか改めて考えることが大切と思います。


3,とはいえバランスも大切

優先したいことがわかると、転職の見通しが立ちやすくなります。ただ、優先する部分ばかりみていて、他の条件が思っていたのと違いがっかり…なんてこともあるかもしれません。
私の場合は他分野で挑戦したい、成長したい一心で転職しました。転職したこと自体はすごくよかったのですが、年収や福利厚生の部分ももう少し調べておけばよかったなと後悔しています。やりがいと給料は必ずしも比例しません。優先したいことを土台にしつつも、全体的なバランスをとることが必要と思います。


4,最終的には自分で決める

私も経験があるのですが、今が辛いととにかく辞めることしか考えられなくなります。その際、なぜ辞めたいのか振り返り、転職してどうなりたいのか想像し、自分自身の選択で決断することが重要です。「人に勧められて辞めた」とか、辞めたいから「何となく辞めた」とかは、気持ち的には確かに楽なのですが、結局誰かのせいにしてしまい、せっかく転職しても長続きしない場合が多いです。人の意見は参考程度にして、最終自分で決めるということが大切かと思います。


さいごに 転職活動自体はノーリスクです

転職は大きな決断です。精神的、肉体的にかなり体力をつかいます。ただ、転職活動自体はノーリスクです。周りの職場はどんな感じなのかなーと気軽に調べてみてはいかがでしょうか?




↑まずは求人情報を見て情報収集したいという方にもおすすめです。
その理由として、私も経験したのですが
メールマガジンやスカウトを受け取らない設定が出来ます。
☑登録後担当者から電話連絡がありますが、SMSで連絡不要とすることもできます。

☑もちろん早期の転職を希望されている方にも丁寧に対応してくださります。


転職することは考えていないよという方も、自分の職場以外のことについて時々見ておくと、新たな発見があるかもしれません。給料や環境は職場によって違います。自分の職場の当たり前は、他から見れば特殊かもしれません。そのことに気付けるだけでも、視野が広がり大きな一歩になります。


笑顔ややりがいと収入は必ずしも比例しないのが現実です。でも、納得できる給料でやりがいを持ちながら働ける職場もあります。自分を大切に、より充実した生活を送りましょう。


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