福祉のミカタ

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社会福祉士取得したメリット5選


こんにちは みつです😊

私は学生時代に社会福祉士を取得し、新卒で医療ソーシャルワーカーとして働いていました。
転職を経験し、現在は地域包括支援センターで働いています。

社会福祉士...科目も多いし、合格率も30%程度。何となくやって合格できる資格ではありません。
この記事では

社会福祉士に興味はあるけど今一歩踏み切れない
☑実際に取得するとどうなんだろう

という方に、学生時代に社会福祉士を取得して新卒で働き始めた私が感じたメリット5選
をお伝えしていきます😄


感じたメリット5選は以下の通り
1,自信がついた
2,社会福祉士仲間との出会い
3,既に学んでいるから知識が入りやすい
4,転職の幅が広がった
5,学ぶ意欲が上がった


順番に解説していきます。

1,自信がついた

合格した時のことは今でも覚えています。私は第25回の試験でした。合格率は18,8%でした。
完全に落ちたと思っていましたが、合格点ぎりぎりの72点で何とか合格しました😂

試験当日まで継続したことではなく、やっぱり合格したことでの自信が大きかったですね。

社会福祉士は結果だけではなく過程を大切にする専門職ですが、試験は別です。結果を出す必要があります。

2,社会福祉士仲間との出会い

同期や先輩、上司、社会福祉士会等、働き始めて社会福祉士の仲間がたくさんできました。学生時代社会福祉士と関わるのは学校の先生や、実習指導先のみだった分、新たな出会いはとても新鮮でした。同じ社会福祉士だという連帯感も感じることが出来ました。

また、当時はオンラインがそこまで発展していませんでしたが、今はオンライン上でも社会福祉士ソーシャルワーカー向けの研修や出会いの場が増えてきましたね。

3,既に学んでいるから知識が入りやすい

試験ではどうしても合格するために知識を詰め込む勉強になってきます。でもそれは決して無駄ではありません。何度も繰り返して覚えた知識は、ブラッシュアップすることでより効果的になってきます。

私は医療ソーシャルワーカーとして病院で勤務していました。介護保険生活保護、障害者総合支援法等の制度、支援アプローチ方法、面接技法など、試験に出ていた知識が生の現場で必要となってきます。これらは当然すぐに活用できるわけもなく、きちんと説明ができたり、効果的な面談が行えるよう、繰り返し先輩、上司に教わりました。

特に制度説明などは、複雑で難しいのは事実ですが、土台として試験勉強で学んでいたからこそ、頭に入りやすかったと思っています。

当時重宝していた参考書です😊

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4,転職の幅が広がった

新卒で働き始めた私ですが、7か月ほどで退職、転職することになります。

7か月で辞めてしまうことで採用に不利に働くかもと不安がある中で転職活動を行い、数か所の施設と面接を行いました。

結果としては社会福祉士を持っているという事実で良い印象を持ってくださった施設がほとんどで、こちらがどの施設で働くか選ばせていただく形となりました。

選んだ転職先では介護の仕事もしましたが、職種としては介護職兼生活相談員でした。
社会福祉士を持っているから」とのことでした。
基本給は介護職より2万円ほど高かったと記憶しています。とはいえ介護も相談員もまったくの素人でしたので、必死に働きました

社会福祉士もってて良かったなーと感じました😄

5,学ぶ意欲が上がった

試験に合格したのにまだ勉強しなければならないの!?と思う方もいるかもしれません。そうなんです。試験に合格しても即戦力となれないんです。
参考mitsu-daily-social-worker.hatenablog.com
多分どの職種でもそうだと思いますが、机上での勉強と、実際の現場はやっぱり違います。特に社会福祉士が対象とするのは生身の「人」です。困りごとはその人その人で異なります。また、知識を人にわかりやすく説明するにはそれなりにトレーニンが必要です。

ただ、トレーニングをしても正直すぐにうまくいかないと思います。だから必死に勉強しました。でもそれは誰かにやらされるわけではありません。目の前の困っている人の課題を解決するために、「目の前の方」のために勉強します。その過程は苦しくて辛いこともありますが、誰かのために頑張れる社会福祉士が、ちょっぴり誇らしくも思えます。


私はまだまだです。だからこれからも学んでいきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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