福祉のミカタ

介護、福祉職の味方になり、見方を広げます。

「福祉の仕事なんてやらない方が良いよ」と言われた話【結論 10年たっても社会福祉士って面白い】

就職活動をしていたとき

今から10年ほど前、就職活動をしていた時

何人から「福祉の仕事なんて給料安いし、激務だし、やめたほうが良いよ」

と言われた。

 

求人票を見ると「初任給18万」「夜勤あり」等、確かに他の業界と比べ大変そうな印象を受けた。

 

大学では社会福祉学部だった。社会福祉士を目指す仲間と切磋琢磨して社会福祉ソーシャルワークを学んでいた。

 

でも、就職活動の時期になり、いわゆる一般企業を第一志望にする学生が次第に増えてきた。そのうち、そのような学生から「福祉なんて目指さない方が良い」と冗談交じりに言われることが増えてきた。

 

 

待遇など見ると、確かにそうかもな...と思う自分もいた。

 

そして、一般企業への就活を行っていた。

 

私は社会福祉士として働きたい

一般企業への採用が決まったが、喜べない自分がいた。

自分はこれで、このままこの企業に進んでも良いのだろうか。

 

なぜ、社会福祉士を目指したのか。

人の話を聞くのが好きだから。

人が好きだから。

 

好きを諦めたくない。

 

 

採用された企業の採用を断り、社会福祉士の試験合格に全力で取り組んだ。

 

結果、病院で医療ソーシャルワーカーとして働くことになった。

 

 

それから10年

今、地域包括支援センター社会福祉士として働いている。

 

この10年、辛いことの方が多かったかもしれない。

 

それでも、続けてきた。

 

正解のない福祉の世界は、やればやるほど面白い。

心が折れたこともあるが、好きは消えなかった。

これからもおそらく、続けるだろう

 

やりがい?

給料だけみれば、確かに他の業界と比べ低い。

よく、福祉の醍醐味は「やりがい」という言葉を聞く。

 

確かに、福祉は尊い

 

でも、やりがいだけでは食べてはいけない。

 

稼がなければ、大切な人を守ることはできない。

私はそう感じている。

 

福祉は稼げないと言われる。

確かに、業界で見ると低い方だ。

 

 

でも稼げないわけではない。

大切な人を守るためにも

「好き」を続けるためにも

お金は大事だ。

 

 

あの日、「福祉の仕事なんてやらない方が良いよ」と言った学生に今伝えたい

 

私は今、好きな社会福祉士の仕事をして幸せであると。

そして、稼いで、大切な人を守りたいと。

 

最後に

このブログでは

社会福祉士を目指す方に対し、社会福祉士に関する「?」に応えていきたいと思います。そのなかには、「稼ぐ」ことも含まれます。

福祉業界ではお金を稼ぐことは何となく良くないことと思われがちです。

でも、生活するためにお金は大切です。

私自身、大切な人を守るために、試行錯誤しています。

 

何より、社会福祉士っておもしろいをお伝えできればと思っています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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