福祉のミカタ

介護、福祉職の味方になり、見方を広げます。

【社会福祉士国家試験まであと13日】社会福祉士の私が心に刻んできた言葉

頭は冷静に 心は熱く


新卒1年目、医療ソーシャルワーカーの私が掲げた目標は「目の前の方を何とかしたい気持ちを忘れない。誰からも信頼される人材になる」でした。この目標を見て多分お分かりかと思いますが、だいぶ前のめりでしたね...気持ちのみで突っ走っていました。


私が社会福祉士を目指したきっかけの一つに「困っている方の相談に乗り何とかしたい」という理由がありました。

結果社会福祉士を取得し、あこがれだった医療ソーシャルワーカーとして働くことができ、情熱の塊だったことを覚えています😅

でも現実は、失敗失敗、失敗の連続でした。

  • 前のめりになると視野が狭くなり、話をきくことができない

  • 感情だけで動いた結果、クライエントの不利益になってしまう
  • 出来ないことを出来ますと言って振り回してしまう
  • 自己決定を支える専門職のはずなのに、営業のように提案ばかり
  • 何か一つに没頭し、やるべきことの優先順位がつけられない

まだまだありますが、このへんにしておきましょう😅


「何とかしたい」のはクライエントではなく、丁寧に話をきけたとか、良い面談ができたとか、そういった自分自身のプライドであったことに気付かされました。


頭は冷静に 心は熱く

自分の感情と向き合う。
客観的に、俯瞰的に今の状況を把握する。
一呼吸おいてから始める。

このような冷静さも重要であると、この言葉をきっかけに学びました。

情熱も必要です。支援者側が諦めてしまったら、クライエントにとっての課題は解決されないかもしれません。
どんな状況でも諦めない。情熱を持ち続けることも大切と思います。


社会福祉士試験は冷静な頭を養う手段です。ぜひ合格し、熱く働きましょう。ただ前のめりになりすぎないように(笑)

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