【気づきの言語化】社会福祉士の私が心に刻んできた言葉
社会福祉士の武器は言葉だ
話をするのが得意な方もいれば苦手な方もいます。
私は圧倒的に苦手な方です。
流ちょうにポンポン話ができる人をみて、すごいなーと思っています。
社会福祉士の武器は言葉だ
この言葉をいただいたとき「私は話すの苦手だし、向いていないのかな」とショックを受けたのを覚えています。
でもその後に続くその方の言葉に、話し上手じゃなくてもいいんだと少しほっとしたのと同時に、学び続けなければと改めることが出来ました。
その言葉は
話をするよりむしろきく。そして言語化しなさい。
でした。
社会福祉士、ソーシャルワーカーはクライエントの抱える困りごとに対して、クライエントと一緒に解決を目指します。
困りごとを知るためには何より「きく」ことが重要です。
「こんなことに困っているんですがどうすれば良いですか?」とすぐに困りごとを伝えてくださるクライエントもいますが、困っていることが何なのか、自身でもよくわかっていない場合も当然あります。また支援者として課題があると感じていても、クライエント本人は気づいていないこともあります。
その方から発せられるのは言葉だけではありません。表情や態度、その方全体から「きく」ことに徹すること、その上で気づいたことを言語化することで
- 課題の整理ができる
- その方自身が課題に気づく
ことに繋がります。
社会福祉士、ソーシャルワーカーはあくまで本人の自己決定を支える伴走者です。こちらが課題に対して先導するのではなく、その方自身が様々な選択を可能な限り納得してしていけるよう支えます。そのために「きく」「言語化」する。
「言葉」を磨いていきたいですね。
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