福祉のミカタ

介護、福祉職の味方になり、見方を広げます。

「できるだけわかりやすく」社会福祉士ってそもそも何なの?

こんにちはみつです😊

社会福祉士って何か、説明するの難しくないですか?
興味があっていろいろ調べてみたけど、いまいちピンと来ない方も多いのではないでしょうか?
法律や難しい言葉を使わず出来るだけシンプルにお伝えします。
皆さんが周りの人に「社会福祉士ってこういうことだよー」と説明できるように、また、この記事を読んでいただいて、社会福祉士を目指すきっかけになっていただければ幸いです😄


1,介護職との違い 直接介護は行いません

社会福祉士は言葉の通り福祉に携わります。福祉=介護というイメージが強いかもしれませんが、福祉(ふくし)とは何かざっくり言うと「ふだんの くらしを しあわせに」です。その手段として介護があります。
社会福祉士も同様にその方の「ふだんの くらしを しあわせに」するために日夜奮闘していますが、手段として介護を行うわけではありません。



2,困りごとをおききして、制度を紹介したり、必要な機関に繋ぎます

では社会福祉士は何を行っているのか。基本的には困りごとをきく、制度の紹介、必要な機関につなぐです。生活する中で困難が生じたとき、例えば事故で病気になったり、失業したり、大切な人が亡くなったり、認知症になったり...そのような困難な状況を解決するため、制度の紹介や、必要な機関にお繋ぎして、その方のサポートを行います。




3,その方にとって必要なものを新しく作り出す働きかけも

その方に当てはまるサービスがあれば良いのですが、そうではないこともあります。例えば車がないと生活できないのに、返納してしまった方。生活を続けるために買い物や受診、配達などのサービスが必要になります。そのようなサービスが不足していた場合、行政など様々な機関に必要性を訴えることも行います。そして、一人ではなく、その地域、その社会で生活する他の住民も同じ困りごとを感じていることがあります。
困りごとを感じている本人、住民のために、環境にも働きかけるのが社会福祉士の役割の一つです。




4,その方のできる部分に目を向けてそれを伸ばそうとする視点を持っています

医師やリハビリなどの医療職はできないところを治療やリハビリで補います。そうすることで元の生活に戻れるようにします。

社会福祉士は本人の今できている部分に視点を向けます。認知症や病気になったからといって、何もできなくなるわけではありません。
たとえ困難な状況になったとしても、本人の強みは必ずあります。強みを伸ばすことで自信にも繋がります。
この社会で本人らしく生活していくために、本人の強みを見出し、それを伸ばしていくサポートを行います。

あくまで主体は本人です。社会福祉士は本人の前に出て解決に導くのではなく、伴走するようなイメージです。
本人の人生、本人なりに納得して歩めるよう、必要に応じてさりげなくサポートする黒子のようなスタンスです。


5,まとめ

社会福祉士

〇本人の困りごとを聞いて制度の紹介や必要な機関に繋ぐ

〇制度、サービスが整っていなかったら新たに作る働きかけを行う

〇本人のできている部分に目を向け、強みを伸ばす視点

〇あくまで主体は本人。先導ではなく伴走する。黒子のスタンス


以上参考になればうれしいです😊



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